流派紹介 

【武道空手玄和会とは?】


私たち「日本武道空手玄和会」は南郷継正(なんごう・つぐまさ)師範の指導を受けている、日本で唯一の流派です。

南郷継正師範は、「武道哲学」「武道科学」を創始した偉大な武道家であり、また哲学者でもあります。南郷師範は1970年、当時「世界最高峰の学問誌」と称された『試行』(吉本隆明氏編集)に『武道の理論』の連載を開始しました。それまで武道は神秘のヴェールをかぶり、宗教と大差ないものとしか考えられていませんでした。それがこの連載により、「武道とは何か」ということが史上初めて科学的に解明されたのです。連載は一大センセーショナルを巻き起こし、現在に至るまで武道界に大きな影響を与えています。

『武道の理論』は1972年に三一書房より発刊されました。続いて『武道の復権』『武道とは何か』『武道への道』『武道修行の道』が刊行され、さらに『武道講義』シリーズへと繋がってゆきます。(いずれも三一書房刊)。

 現在、南郷師範は、約50年に及ぶ指導と修業の成果に基づいて、武道のみならず、それに並行しての学問探求の集大成を『南郷継正 武道哲学 著作・講義全集』(全13巻・現代社より刊行中)として結実されています。

 私たちはこの南郷師範の指導を受け、「武道」を人類史上に冠たる文化として高めるべく、誇り高く、空手・合気・居合の修業を行っています。


武道の理論
武道講義シリーズ

南郷師範の処女作『武道の理論』ほか

武道講義シリーズほか

【現代における武道、そして護身術とは?】



 今の日本では、恐ろしい事件が毎日のように起こっています。「誰でも良かった」といって通り魔的に殺傷を行う凶悪犯は後を絶ちませんし、放火や強盗、振り込め詐欺といった事件も頻発しています。普通に生活している普通の人が、突然思わぬ災難に巻き込まれてしまう――テレビや新聞で報道されている悲惨な事件の数々は、決して他人事ではありません。もしかしたら明日、自分がその被害者になってしまうかもしれません。
いつ、何が起こるかわからない恐ろしい時代、と言わざるをえませんが、このような時代にこそ「武道」が必要だ、と私たちは考えています。
 私たちの流派では、「武道=武技を用いての生命を賭けた勝負」としています。スポーツとしてではなく、「もしも現実に、自分の生命に危険が及んだら?」という実践的な場面を想定した練習によって、自分の身を守ることができる技や体力、精神力を培っています。ある日突然、我が身に災難が降りかかってきたとしても、落ち着いてその火の粉を振り払うことができる実力をつけることを目指しているのです。
 皆さんの中には、「武道」や「生命を賭けた勝負」などというと大げさだ、自分の身を護る技術を学べればそれでいいのに……、と考える方もいらっしゃると思います。しかし、自分の命を護るためには、単にハウツー的な護身術を学ぶだけでは足りないのです。「武道への道」、つまり武道へとつながる心構えにおいて学んでこそ、そういった技術もはじめて役に立ちます。
 これからの時代、ますます「武道」が必要とされる世の中になっていくことが予想されます。自分自身の身を守るため、あるいは家族を守るため、皆さんもぜひ、「武道への道」へと一歩、踏み出してみませんか?

南郷師範の全集


南郷師範の全集(現在刊行中)